Works
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「磁」力を操り
明日(earth)を創る
事業がニッチであり、「精密機械の発展=未来の発展」に必要不可欠な存在のオータマ。
他に類を見ない、パーマロイのみでビジネスモデルを確立してきた圧倒的技術力と信頼がオータマにはあります。
1点モノの製品オーダーも引き受け、お客様からのご要望に丁寧に応え続ける。
磁気シールド製品の最後の砦を担うオータマは、「磁界のプロフェッショナル」として未来を支え、より良い変化を生み出し続けます。
Business
部門紹介
製造・⽣産管理部⾨
特徴01
パーマロイ加工
独特の粘りのある特殊な金属のパーマロイをお客様の求めるパーツ、製品に加工する業務です。切断、延ばし、丸め、曲げ、溶接、叩きなどの加工作業を機械と製造部員の手によって行います。初めは丸めだけ、切断だけなど一つの製品の加工作業の一部だけですが、経験を積んだ製造部員は技術を駆使して、製品の加工作業全てを一人で担当しています。
特徴02
熱処理
パーマロイは1000℃以上の熱処理によって、磁気を通しやすくする特性が飛躍的に高まります。熱処理は約24時間プログラム管理された熱処理炉で行います。少量多品種の製品に対し、材質・厚み・数量などに応じて生産効率のよい熱処理パターンを実践します。製品によっては熱処理で歪みが生じる為、製造部員の手で再度加工され完成形に仕上げます。
特徴03
品質管理
検査チームは完成品に対し、図面通りの寸法であるか、キズ等の不具合はないかの検品作業に加え、作業工程中に不具合を未然に確認する工程内検査を行います。梱包チームは完成品を安全に配送するための梱包作業を行います。どちらも少量多品種の製品であるため、経験とチームワークで標準化と作業効率の向上を進めています。
特徴04
生産管理・調達物流
オータマの製造案件は少量多品種であり、中には1個だけ、数年に1度だけという案件も存在します。長年、各社員の経験で賄われていた生産管理を改善するため、製造部員間のコミュニケーションで基幹システムを補完し、品質の標準化、工数時間管理、納期に対する生産状況の進捗管理を行っています。
技術研究部⾨
特徴01
研究開発
磁気シールドについて、パーマロイ以外の材料の検証や、メカニズムの立証、外部への情報発信を、研究者や研究機関と協同で行っています。
特徴02
熱処理技術
磁気シールド性能をより効率的に、効果的に引き出すための熱処理技術の研究をしています。
時間や温度条件、素材や治具選択などオータマが積み重ねてきた経験と実績をもとに、安定的な製造に結び付けるための研究を進めています。
特徴03
生産技術
オータマの製造部門が積み重ねてきた加工技術・ノウハウを分析し、モノづくりの基準を作り、製造プロセスの改善を行っています。具体的には原価見積やQC工程表、標準書などを作成し、生産管理と連携して製造工場をスムーズに動かす役目を担います。
特徴04
解析/評価・設計
解析とは、磁気シールド製品を設置する現場で磁場環境測定を実施し、データをもとにオータマの過去事例を集約したシミュレーターを用いて磁気シールド製品のスペックを導き出すことです。スペックをもとに、設計チームがお客様の要件をヒアリングし、詳細設計を行います。評価とは出来上がった製品のシールド性能チェックを行う業務です。
営業部⾨
特徴01
部品・ケース類
お客様の機械製品に組み込まれるパーツ系の磁気シールド製品を取り扱っています。主に半導体製造装置や検査装置等を作っているメーカ様がお客様です。顧客訪問に加えて国内外の展示会や学会の企業展示に出展し、新たなニーズの発掘をします。
特徴02
磁気シールドルーム・シールドボックス
海外の半導体製造工場や、医療施設、大学の研究機関など精密機器が磁気の影響を受けないように磁気シールドルームを施設内に設置する案件があります。このような大型案件は数か月にわたります。担当営業は技術研究部門の解析・評価チーム、設計チーム、製造部の組立施工チームと協力して、納品までのサポートを行います。
管理部⾨
特徴01
総務人事・経理・情報システムグループ
人材採用や社員教育、安全衛生を担当する総務人事グループ、売上管理などを担当する経理グループ、社内ネットワークやIT機器などの情報インフラの管理等を行う情報システムグループがあります。社員が働きやすい環境作りを行います。
特徴02
品質保証グループ
会社全体の業務内容を整理し、適切に業務が行われているか管理するのが品質保証グループです。社内での内部監査のほか、第三者機関の監査対応など、会社全体の品質を維持します。